六丁目のソワレド銀座ビル六階に、今年の二月にオープンしたばかりの『BAR TONE』。オーナーの利根川豊さんは、昭和四十七年生まれの若干三十一歳。二名のスタッフでスタートした初々しさあふれるお店だ。
 しかし、その店の佇まいとある種の緊張感を見てとれば、あいまいさを許さないオーセンティック・バーを目指していることは、誰の目にも明らかだ。
 「店はもちろん、私を含めたすべてが若く、いまだ未熟です。お客様に叱られながら、一歩づつ前に進めたら…と思っています」と話す利根川さん。この世界に入ったのは、十九歳の時だ。
 高校卒業後、ホテルの専門学校に入学。卒業して二子玉川のデーリーボストンクラブに入社、現場の修行を開始している。その後、銀座・池田で十年を積み重ねてきた。
 扱う酒類は、なんといってもスコッチウイスキーが中心だが、他にはシャンパン、ワイン等を用意している。その数はざっと見ても五百種類を下らない。
 オススメのおつまみはキャビア、ホットサンドといったところか。企業の管理職、自営業といった中年からのお客様が多いが、すでに評判は定着しつつあるようだ。
 休みは日・祭日のみ。夕方の六時に店を開け、午前二時までキッチリ営業。土曜日でも零時までと徹底している。
 若さみなぎるガッツなスピリッツが、また一つ銀座に息づき始めている…と言ってもよさそうだ。



[店名]バー トネ
[カテゴリー]バー
[電話番号]03-6215-9884
[住所]中央区銀座6-6-9 ソワレド銀座ビル6階

 


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