先代の鈴木昇氏が昭和42年銀座のすずらん通りに「JBA BAR SUZUKI」をオープンした。「JBA」はジャパン・バーテンダー・アソシエイションの略とともに、ジュピター、バイロン、エースという東洋醸造の代表的なウイスキーだ。
 昇氏の功績は数多くあるが、特にバーテンダーだけの今の一般的なバースタイルを確立し、本格的なオーセンティックバーを世に広めた。また日本バーテンダー協会の要職を長年務め、彼のおかげで一人前になったバーテンダーは数知れない。
 現在銀座5丁目にある「JBA BAR SUZUK」は、先代の意志を継いだ奥様の君子さんが、すずらん通りにあった店のイメージと昇氏の意志をそのまま持ってきたものだ。木の温もりを大切にした落ち着いた店内、やさしい光の照明、黒塗りの一枚板のカウンター、昔ながらの伝統と安らぎは、そのままだ。
 カクテルも昇氏のオリジナルを踏襲したものも多く、旬のフルーツを使ったオリジナルカクテルも楽しめる。
 おすすめは「フロリダローズ」、ジンをベースにミックスジュースとグレナデンを加えたカクテル。そして「マリンブルーロマン」、神秘的な海のロマンを表現したウォッカベースのカクテル。どちらも、フルーツの味を生かしたマイルドで飽きの来ない味に仕上がっている。
 その他、マッカラン、ラフロイグ、ハイランドパークなどのスタンダードシングルモルトから、1959年のクリスマス蒸留した42年ものの「ストラススペイ」や1914年のコニャック「ピエールフェラン」など、珍しい酒も数多く用意してある。洋酒の種類は約1,000種類以上。

 おつまみは、数種類の洋酒に漬け込んで2日がかりで作る「自家製レーズンバター」。バニラ風味でケーキのようだ。また、自家製の生地とソースを使った「自家製ピッツァ」。7種類ものハーブや香辛料で漬けた「自家製ピクルス」、「特製すずきのパン」、「銀座名物カミカツ」など、この店ならではの味が楽しめる。
 晴海通りからソニーとエルメスの間の通りを50メートルほど入った西五ビルの4階。テーブルチャージ1,200円。木の温もりを大切にした、気取らずに楽しめるバーだ。 
 



[店名]JBA BAR SUZUKI
[カテゴリー]オーセンティックバー
[電話番号]03-3572-0546
[住所]中央区銀座5-4-15 西5ビル4F
[営業時間]18:00-24:00(金・祝前日 ~AM2:00)
[定休日]年中無休
[予算]4,000円くらい
[席数](カウンター)20席
[フロアレディ]なし
[カラオケ・生バンド]なし
[予約]可能  [カード]可能
[開業年]1967年

 


copyright 2002-2008 (c) G.S.K (銀座社交料飲協会)