数寄屋橋通り沿いにあるお店に入るとそこは、古き良き時代の懐かしい空間が広がり昭和にタイムスリップしたようだ。花柄の絨毯に青いビロードのソファー。オレンジがかった照明・・・。昭和47年の開業以来、一貫したインテリアが歴史を語る。
 岩月龍子ママが丹精を込めて作り上げたお城である。
 「洗練された男女が似合う銀座に魅せられ、40年近くも銀座に根を下ろしているの」と上品に微笑むママ。壁にはお客さまの楽しそうな笑顔の写真の切り抜きやアルバム、落書き帳が所狭しと並んでいる。それもそのはず、このお店の女の子たちは多方面で活躍されている女優、シンガー、ピアニスト、ヴァイオリニスト、ダンサーなのだ。毎晩多芸多才な彼女たちによる、本格的な演奏が繰り広げられ、お客さまからのリクエストにも応える。サンバの衣装に身を包んだ華麗なダンスショーが始まることも。とにかくお客さまとスタッフが仲良しで心から楽しめるお店なのだ。
 「耳が肥えたお客さまが多く、中途半端な演奏では失礼にあたる」とショーには力を入れて来た。2005年には内幸町ホールで演奏会を開き、約200名の観客を動員したそれは、大成功に終わった。
 何よりもお客さまのおもてなしを大切にし、時には母のように頼もしいママは芸術を愛し、銀座を愛する。昔から何一つ変わっていない。 春・夏・秋・冬、季節を運ぶ「輸季」。ハイクォリティな生演奏を提供する一方で、とてもアットホームな酒場。現在の銀座では希少なお店だ。このままのスタイルでいつまでも在り続けて欲しい。
 



[店名]クラブ輸季
[カテゴリー]クラブ
[電話番号]03-3571-6338
[住所]中央区銀座6-4-16花椿ビル3F
[営業時間]月〜金19:00〜23:45
[定休日]土・日・祝
[予算]13.000円 ハウスボトル飲み放題(オードブル・チャーム付)
[席数]カウンター12席、テーブル6席
[フロアレディ]5名
[カラオケ・生バンド]あり
[予約]可能 [カード]可能
[開業年]1972年

 


copyright 2002-2010 (c) G.S.K (銀座社交料飲協会)